デビューのきっかけ

シナリオライターはその大半がフリーランスのため、どこかの企業に所属して社員として働くようなケースはほとんどないといえます。では、どうすればシナリオライターとしてデビューできるのでしょうか?

まずシナリオスクールや講座に通い、基礎を学ぶという方法もあります(スクールの目安は6ヵ月程度ともいわれています。通信講座も多く開設されています)。これらのスクールや講座は、テレビ局や映画会社に太いパイプを持っているところもあれば、カルチャースクール程度のところもありますが、いずれにしろ、シナリオ独特の書き方や構成のコツ、映像表現などを学ぶことができます。

そして、自分の作品を書きため、放送局の一般公募やシナリオコンテストに応募するなどしてデビューのきっかけをつかんだケースや自らドラマ制作会社や映画会社にシナリオを持ち込み、採用に至ったというケースがあります。

コンテストに受賞すれば番組として制作してもらえる可能性もあります。中にはスクールには通わずに、独学で勉強してコンテストに応募する人もいます。

いろんなコンテスト

シナリオのコンテストには、「テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞」「フジテレビヤングシナリオ大賞」といったテレビ局が主催しているものや、地方のラジオやテレビ局主催のもの、日本シナリオ作家協会が主催する「日本シナリオ大賞」などがあります。

前述したように、シナリオライターはフリーランスがほとんどのため、安定した収入はのぞめませんが、ヒットドラマやヒット映画のシナリオを書いて認められれば、次の仕事の依頼も来ますし、高収入も期待することができます。

シナリオ料は作品ごとの契約で決まり、実力やキャリア、放送局によっても異なってきます。ちなみに、日本シナリオ作家協会では、テレビドラマの1時間当たりの最低脚本料を民放は36万8000円、NHKは37万6000円と定めています。また、作品の再放送やDVD化の際には、著作権使用料、いわゆる印税が入ってくるようにもなっています。

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